ヒロセ電子設計事務所   Hirose Electronic Design Office.  

  

ITRON仕様OS、CAFNOS OS
CAFNOSは、制御系機器組み込みOSとして、I-TRON仕様に基づいて開発が行われました。
小型電子機器への組み込みOSを目的とし、下記の方針をもとに開発されました。
・低消費CPU(低スペック型CPU)にて効率よく動作すること。
・小型機器でのフリーズ対策として、フリーズ要因となる無限ループ処理を行わない等の対策を実施。
・低メモリ資源(低容量RAMやROM)で動作すること。
本OSは、高信頼性は勿論、製品コストや、動作安定性を図ることを目的として開発されたOSです。

対応プロセッサ
画像 本OSは、ローエンド~ミドルレンジ型のCPU性能の範囲で使用することを目的に作られました。
現状では下記のCPUに対応しています。
・H8シリーズ
・SH2シリーズ
・SH2Aシリーズ
・SH4シリーズ
・RISC-V

採用実績
画像  本OSは、高い安定性、信頼性の特性を生かし、耐環境性を求められる場所での制御に多く採用されています。
・宇宙向け機器、衛星機器制御
・耐悪環境(耐放射線等)下で動作するロボット制御
・屋外での制御が必要となる機器(発電機、電力制御、監視カメラ)
・屋外で使用されるゲーム機器      等